図書紹介

著者名: 高田幸夫/著

出版社名: ：日刊工業新聞社

ページ数/版型

　　　　：205ページ/21cm

ISBNコード: ：978-4-526-05921-6（4-526-05921-8)

　モノづくりの国際分業の進む中、日本のモノづくりに期待されていることは、イノベーション創出拠点として、新しいモノ（新商品、新設備、新技術、新システム、新人材）を次々と出し続けることです。
しかし、多くの生産現場では、新商品の立ち上げの上手下手によって企業の収益に大きく影響するのが現状です。商品を垂直に立ち上げて短寿命商品でも利益を確保しなければなりません。
スピード勝負の時代に他社よりも早く立ち上げるためには、周到な準備のやり方と立ち上げ方によって決まります。
　本書では、スピードの時代に、人のヤル気を高めて新事業や新設備、新組織、新商品を垂直に立ち上げるための践的な手法やノウハウを解説する。「開発」と「生産」をつなぐ新しいものを次々と生み出す開発生産戦略。
　図解付きの図書で、文章の所々に太字が使われていて
見やすく、理解が早い。多忙な人や活字を追っかけるのが苦手な人にも最適！

目次: ：第1章「垂直立ち上げ」とは何か（立ち上げのかたち
なぜ垂直立ち上げか
垂直立ち上げに必要なもの）
第2章ヤル気（人）を立ち上げる（ヤル気を科学する
目標達成への動機付け
管理からリードへ）
第3章技能を立ち上げる（技能伝承の仕組みをつくる
技術伝承ツールをつくる
技能指導を進める）
第4章設備を立ち上げる（設備を計画する
トラブルを予測する
トラブルを潰す）
第5章商品を立ち上げる（開発期間を短縮する
手戻り・ミスをなくす
効率的に立ち上げる）
第6章立ち上げの「見える化」（立ち上げに必要な「見える化」）